コンビニで398円のワインであるが、「甘さ」「軽さ」ではナンバーワンの銘柄だ。しかも、日本人の味覚にとてもよくあっており、気軽に飲める点では大変に評価が高い。さらには、こういった味が好きな妻と一緒に乾杯できるワインとしては、右に出るものが無いほど、貴重なワインである。
メルシャンは日本のメーカーで、常に日本人の味覚に合わせた商品を製造してくれている。毎日の食事と一緒に飲むワインとして、いわゆる一般酒として、とても助かる価格帯である。ビンテージ物の高価な外国産ワインは、飲んでみないと分からないが、得てして店で売っているワインは、保存状態などの影響もあり、さほど美味たる芳香を感じられないことが多い。家庭で楽しむのであれば、これで十分であると思える。
さて、本日は12月27日であり、いわゆる「御用納め」の前日。小生は明日、年次休暇を取得できてしまったために、今年の仕事は終了である。そんなタイミングで、ワインで乾杯できることは、甚だ幸せである。低価格のワインではあるが、同じくお手ごろ価格のチーズ(98円のベビーチーズなど)と一緒に楽しむと、ああ、人生とはこうも充実したものであるのか、と思えてしまうほどの充実感に浸ることができる。(庶民の幸せである。)
ところで、来年の2019年には、TPPも発行され、欧州との関税も引き下げられることから、より多くの外国産のワインが低価格で楽しめる日々も近づくことが予想される。国産ワインで十分、という気もするが、より多くの幸せが待っているような気がして、前向きな心持になってくる気がする。