タンドリーチキン、元祖のお店?【2020デリー_15】

インドのチキンといえば、タンドリーチキンです。ヨーグルト、カシューナッツペースト、塩などの調味料と、コショウ、赤唐辛子、ウコン、ニンニク、ショウガなどの香辛料に、肉を半日ほど漬け込んだ後、香ばしく焼きあげます。食欲をそそるために、ウコンや香辛料で、赤い色に着色してあることも。タンドリーチキンは骨付きのまま出てきます。骨のないものは「チキンティッカ」と呼ばれています。

ニューデリーの、ややサウスデリー寄りにある、Sana-Di-Geというインド料理店。大使館が集まる地域でもあり、外国人向けの(値段の高い・・・)インド料理店です。「タンドリーチキン、発祥の店!」というのが、以前は近くにあったのですが、移転していたようで、急遽、このお店に入りました。

そもそも、「発祥の地!」とか「元祖!」といったフレーズは、「最初に言った者勝ち」のような気がします。最初だからと言って、美味しいというわけでもなく、例えば「ラーメン二郎」にインスパイアされた「豚野郎ラーメン」のほうがコッテリしていて好きだ、ということもあります。札幌味噌ラーメンの名店「すみれ」が暖簾分けしたラーメン屋「大島」は、私の好きなお店の一つです。。

2種類のカレーをシェアして、タンドリーチキン、ポテトチップのようなものに調味料ソースを付けて食べる料理(?)、ナンをいただきます。カレーが美味しい。ナンをお替わり。チップスをカリカリ。笹の葉に盛り付けた料理は、見た目は涼しげですが、味はホットです。午後のお仕事がなければ、キングフィッシャービールを飲みたいところ。デリーのお昼下がり、閑静な住宅街を通り抜けた涼しげな風が、窓から入ってきます。

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