お食事処「美しの湯」 かき氷で夏を先取り

高井戸天然温泉「美しの湯」で体を温めた後は、階段を下りて「お食事処、美しの湯」に向かいます。右手のディスプレイの中には、水耕栽培をしている、植物栽培工房のようなものがあります。小松菜でしょうか。小さな葉っぱから、だんだんと大きく成長していく様子がわかります。

水耕栽培とは、土を使わずに、水と液体肥料だけで植物を育てる方法です。各地では水耕栽培のための植物工場が建設されているようです。ハイドロカルチャーとも呼ばれていて、天候や季節に左右されずに、美味しい野菜が作れるそうです。

お食事処では、もちろん食事もできますが(サラダでは栽培されたばかりの小松菜も味わえるかも…?)、風呂上りは体が飲料の方を欲していますので、ハイボールを注文します。410円。定食、おつまみ、ノンアルコール飲料もあります。ウインナーコーヒー360円、というのは少し珍しいですね。生ビール(小)・枝豆セットの430円の方がオトクかもしれません。

湯上がりのハイボールが喉に響きます。季節外れのかき氷の旗が涼しく感じられます。暖かい日が続くようになってきました。季節はもうすぐ春。その次は当然に夏。温泉で温まった後に食べるかき氷は、冷えたビールよりも更に強烈に、夏の風物詩を先取りできるメニューなのかもしれません。

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