朝の新潟駅 2018年冬旅-2

朝の6時に新潟駅南口へバスが到着した。肌に刺すような、静かで冷たい空気。滑り止めを巻いている作業員の方がいた。真っ暗。狭い座席で、寝返りも打てなかったので、開放的な空気が気持ちいい。想像していたよりも、雪は降り積もってはいないようだ。

駅の中は、温かい。いっそのこと、この中で全て済ませて待っていよう、と思い始めてしまう。パン屋など、いくつかのお店は開店準備をしている。金曜日の朝の駅は、静かに通勤通学の人たちを待っている様子だ。

在来線に乗る。電車も、顔がとても寒そうだ。ボタンを押して開く扉。車内は温かい。車窓からは、灯りに照らされて、細かい雪が、ちりちりと降っているのが見える。線路の高架の上からは、薄っすらと家々の屋根に積もった雪が見える。予定していた、朝食の会場へと向かう。

タイトルとURLをコピーしました