2,000円から遊べるミニドローン

子供と近場で遊ぶために、おもちゃのドローンを購入しました。

4,000円以下のドローン:Flymax2 大き目のドローン

おもちゃのドローンを安く買うには、1.中国の通販サイト(安い)、2.日本のアマゾン(早い)、3.メルカリ(当たりはずれ)などがあります。最近はフェイクレビューも多いようです。海外サイトの製品ページでは、星ランクよりもレビューの件数が重要だと思います。多少古くても、より多数の利用者に支えられている製品を、買うようにしています。

フライマックスという製品ですが、会社情報が良く分かりません(よくあることです)。レビュー件数が19、星評価は4.7でした。折りたためず、やたらに大きく、よって飛行時間も少ないのですが、大きさがあるので、安定性はそこそこ充実しています。室内で普通に飛ばせます。ネコを追って遊べます。末永く使いたいと思います。

すでに販売終了のようですが、アクロバティックな飛行動画もありました。ここまで上達したらすごい。4,000円くらいでした。現在は別のモデルが発売されています。値段は安くても評価が高ければ、そこそこ遊べると思います。14歳以上が対象。小さなお子さんと遊ぶ場合は、アマゾンの1,900円のミニドローンでも十分だと思います。

スマホでアプリを立ち上げると、ドローン本体のカメラが撮影する風景を確認できます。ドローン操作しながらカメラボタンでシャッターを押すのは、相当な技術が飛鳥です。動画も撮影できます。

このあと、目の前でドローンを発進させたら、ニャア!と、驚いてすっ飛び去っていきました。ごめんね、ネコさん。警戒されて、しばらくは、寄り付かなくなりました。

製造 Flymax2
価格 3,100円(+送料約600円)
飛行時間 8分程度(充電に80分)

3,000円以下のドローン:YLRC-S66

次に小さめの機体を買いました。待つこと4週間(長かった、送料込み3,700円で注文したミニドローンが到着しました。

あれ、こんなに小さいの?と思うような小型ポーチに、ドローンとコントローラーが収納されています。付属品のプロペラ、予備バッテリー(追加注文しました)、プロペラガードを取り付けるためのネジ、小型ドライバーなど。ドローン本体は手のひらに収まるくらいの小ささです。

プロペラガードを取り付けます。とても小さなネジをクルクルと回します。このネジを外さないと、ポーチには収納できなさそうです。バッテリーをUSBケーブルで充電します。追加オプションとして頼んでおいた予備バッテリーも同梱されていました。ドローンの飛行時間は15分、充電に60分、と記載されています。

その間に、スマホアプリを準備します。カメラをスマホで見るには、専用アプリが必要です。説明書に記載のQRコードを読み取って、グーグルのプレイストアからインストールします。その間に、コントローラーに単四電池を三個入れます。折りたたみ式のプロペラなので、プロペラを広げれば完成です。Wi-Fiからスマホとドローンをベアリングします。

ドローンとコントローラーのペアリングは、電源をオンにするたびに必要です。十字キーを同じ方向に一定時間(2秒くらい)動かすだけです。

上昇ボタンを押すと上に上がり、2メートルぐらいの所で止まります。左のスティックコントローラーを上に動かすとさらに上がり、下に動かすと着陸します。右のスティックコントローラーで前後左右に動きます。

上級者になれば、スマホの画面を見ながら操作できるようですが、ちょっと無理です。実際に空を飛ぶドローンに乗っているかのような気持ちになれるそうですが、小さなオモチャのドローンは、なかなか安定せず、ちょっとした室内のエアコンの風にも反応。期待が小さいと難しいですね。ハチやハエの運動神経に感服します。

4Kカメラを内蔵していますので、慣れてくれば、スマホからの画面操作で、写真や動画を撮影できそうです。

製造 YLRC
価格 3,100円(+送料約600円)
飛行時間 15分程度(充電に60分)
売り切れ・・・アマゾンでの近い商品はこちら

2,000円以下のミニドローン(1)JJRC H36ミニRCドローン

GEARBESTさんで1,925円のミニドローン。動画が公開されています。小さいながらも、かなり頑丈なつくりのようです。屋外でも飛ばしているし、ビルや樹木に積極的に体当たりしても、すぐに立ち直っています(笑)。2,336件のレビュー、★4.81です。

生産 JJRC
価格 1,925円(+送料630円~)
飛行時間 6分程度(充電に30分)
製品紹介ページ GearBestへリンク

2,000円以下のミニドローン(2)JJRC H48クアドコプター

見た目がドローンっぽくなりましたね。上記よりも新しい機体のようです。最近は円高ですから、タイミングによっては送料込みで2,000円以下になりそう。ユーザーによる動画(犬を追っかけ)を見ると、安定して操縦できているようです。210件のレビュー、★4.73です。

生産 JJRC
価格 1,551円(+送料600円程度~)
飛行時間 4-6分(充電に30分-50分)
製品紹介ページ GearBestへリンク

日本はルールが厳しい!

ところで、国道交通省ではガイドラインを作成し、「ドローンの安全な飛行に向けて!」というポスターを作っていますが、これを見ると、自由に遊べるような場所はなさそうです。行政としては、安全第一、万全の準備が必要なのかもしれませんが、もう少しなんとなりませんでしょうか・・・。

同じく国土交通省では、平成31年度のドローン事故件数を発表しています(※)。44件の事故(とは言えないような、軽い案件も含む)があり、そのうち「人の負傷」は1件のみ。体育館内での操縦ミスで、人に当たったようです。交通事故総合分析センターの発表によれば、同じく平成31年度の交通事故は約38万件。負傷者数は、交通事故は約46万人、ドローン事故は1人でした。

(※)平成31年度、無人航空機に係る事故トラブル等の一覧(国土交通省に報告のあったもの)の合計83件から、「マルチコプター」「ドローンと思われるもの」を抜粋。

本場中国では積極的に活用

ドローンの本場中国では、コロナ対策にも積極的に使われているようです。こちらの紹介記事を参考にしながら、いくつか事例を紹介します。やや及び腰の日本と比べると、チャレンジ感があります。

ドローン本体に赤外線カメラを搭載して、対象者を検温しています。1メートル内の検温の誤差はわずか1%だそうです。コントローラーに体温が表示されています。

夜間巡回の警備ドローンが、センサーで人の歩行を感知し、街灯のないエリアでは、買い出しをする歩行者の道を照らしています。

人口密度の高い団地内の空中消毒作業。1回あたり10キロ前後の消毒液を搭載、1回で5,000平方メートルを消毒できるそうです。

高速道路のゲートにて。深セン市内に入るためには、運転手はQRコードを読み取り、健康状況のアプリに登録する必要があります。患者の移動を制限しています。

中国の方法が全て良いとは思えませんが、「失敗も成功の一過程だ」と考え、コロナのような未知の事態に直面したときに、最新技術を積極的に用いようとする姿勢には、力強さを感じます。

タイトルとURLをコピーしました