一之江駅東口方面に、ドラッグストアがオープン

たゆたうヨルダン川(新中川)

一之江駅の東口(千葉方面)は、長い間、「ヨルダン川西岸地区」と呼ばれてきました。ヨルダン川ならぬ「新中川」を背に、横断歩道が少ない「環七道路」に挟まれ、往来がとても不自由な地区です。物資の供給が止まれば孤立するのでは、と懸念されていました。(ラーメン二郎は「エルサレム」と呼ばれ、長い巡礼者の列が見えます。)

こうした地政学的な懸念に対して、区は「江戸川区都市マスタープラン」(※)を設定し、この地区を「地域拠点」に位置付けました。昭和63年の告示から長らく塩漬けでしたが、この計画が近年実を結び、2021年の「マルエツ」「ダイソー」「大型医療機関」の誘致へとつながりました。

(※)計画決定 昭和63年1月14日 江戸川区告示第14号

そしてついに、東口から徒歩圏内に、新しいドラッグストアがオープンしました。(名前は「西瑞江店」ですが)

ユニバーサルドラッグ(西瑞江店)

・・・ここだけの話ですが、ここは「商売には向かない場所」です。駅からは遠く、ヨルダン川(新中川)が背中にあり(※)、複雑な一方通行道路に囲まれています。何よりも、大多数の方の、通勤・通学の徒歩ルートから、大きく外れています。以前、同じ場所に地元のスーパーがありましたが、潰れてしまい、その後は数年間、空き店舗の状況が続いていました。

(※)2019年10月、首都圏に猛威をふるった超大型台風19号では、「新中川があふれる」という避難指示が出ました。 荒川・新中川・江戸川に挟まれた江戸川区はハザードマップ上、「ここに居てはダメです」な場所でした。

一方で、地元の住民にとっては、他のドラッグストアが遠いので(環七道路の向こう側)、とても有り難いお店です。あえて「死地」に飛び込む、ユニバーサルドラッグさんの勇気をたたえます。(本当に・・)

オープン記念のチラシ

電子マネーやペイ系が使えないという致命的な点に目をつむれば(独自カードあり)、店内も広くて明るく、品揃えも豊富です。広い駐車場もあります。これでもう、重い缶ビール6本セットを駅前から持ち帰ることがなくなりそうです。

・・・さて、今まで長い間、「鳴かず飛ばず」だった一之江駅でしたが、最近では、まさに飛ぶ鳥を落とすような怒濤の勢いで発展中です。今までの停滞感は、いったい何だったのでしょうか。地主との土地問題が解決したのでしょうか。

先ほども述べましたが、地図をみると「一之江駅・東口」の「孤立感」がよく分かります。一之江駅は、環七道路の真下にある、地下鉄の駅です。地上の環七道路によって、東西の行き来が分断されています。地下に潜るか、北側へ大回りして高架橋の下の信号を渡る必要があります。

西口(東京向き)は、船堀駅(区役所移転地)へ続く広い空間で、公園、静かな住宅街が整備されています。住宅街や商業街など5街区に区分され、それぞれの街区特性にあわせた土地利用の方針を定められています。ウェルシア、くら寿司、有名な金魚屋さんもあります。

一之江駅の東口は、ちょっとアウトロー感が漂います。早朝には地元の老紳士たちが、街路樹の周囲のコンクリに座って談義していらっしゃいます。居酒屋とパチンコ店がしのぎを削っています。

一之江駅西口: 
・スーパーヤマイチ(大型店)
・焼きたてパン屋(リヨンベーカリー)
・シャトレーゼ(ケーキ屋)
・おしゃれなカフェ(オープン予定)
・パチンコ屋(なし)、居酒屋(なし)、交番(あり)

一之江駅東口:
・スーパーヤマイチ(ミニ店舗)
・パチンコ屋(3店舗)
・居酒屋(やきとり屋含む、4店舗)
・ラーメン二郎(聖地)

一之江駅東口に新設(2021年~):
・マルエツ
・ダイソー
・ドラッグストア(ユニバドラ)
・大型医療機関

江戸川区の「ヨルダン川西岸地区」だった「一之江駅・東口」は、孤立から抜け出そうとしています。今後も大きく発展して、自宅の値段が上がって売り抜けられるように 地域の皆様の幸せに繋がるよう、心から願っています。

応援しています!
タイトルとURLをコピーしました